【ボート】若松メモリアルカウントダウンコラム6
「ボートレースメモリアル・SG」(22日開幕、若松)
毒島誠が3年前の雪辱に燃えている。2014年若松のメモリアルでは予選1位で通過しながら、準優で白井英治に3コースまくりを決められて無念の3着敗退。優出を逃した苦い思い出がある。
とはいえ、若松では安定感抜群だ。通算101走と回数は少ないが、優出4回でV1。今年6月のG1周年記念では予選9位で突破し、優勝戦では5コースから切れ味鋭いターンで2着に入ってみせた。「今年の周年はいい感じに仕上げられた。ただ、時季が違うので、ペラの基本は一緒だけどいろいろ変えていく」と調整の方向性は早くも決まっている。
今年はクラシックで準優に進出したものの、オールスター、グラチャン、オーシャンカップでは予選敗退。決して調子がいいとは言えないが、G1で3回優出し一般戦でV2。賞金ランクは16位につけており、グランプリ出場を十分に狙える位置にいる。「ここは何とか頑張りたい」と気合満点。13年まるがめメモリアル以来、2回目のSG制覇へ突き進む。