【競輪】ガールズの石井寛子が賞金全額を東日本大震災の被災地に寄付
競輪とオートレースを統括する公益財団法人JKAは29日、ガールズケイリン選手の石井寛子(31)=東京・104期・L1=が、ガールズケイリンコレクション2017いわき平ステージ「アルテミス賞」の優勝賞金全額45万円を、東日本大震災いわき市義援金に寄付したと発表した。
石井はJKAを通じて「ガールズケイリンの大きなレースで優勝したら、賞金を自然災害により被害を受けた被災地へ寄付することをずっと考えていました。今回、いわき平競輪場で開催されたアルテミス賞で優勝できたので、東日本大震災の被災地でもあるいわき市に賞金全額を寄付させていただきます。東日本大震災からの一日も早い復興、復旧を願っています」とコメントした。
石井は8月12日、福島県のいわき平競輪で行われたアルテミス賞に、ファン投票8位で選ばれて出場。レースでは、最終バック2番手からまくって優勝した。獲得した賞金は16日に、石井自らが東日本大震災いわき市義援金の口座に振り込んで寄付していた。