【ボート】“是政巧者”篠崎仁「ウェイキーカップ」連覇に挑戦
「ウェイキーカップ・G1」(31日開幕、多摩川)
ボートレース多摩川の「開設63周年記念 G1・ウェイキーカップ」は31日に開幕、9月5日までの6日間の日程で熱戦を展開する。
篠崎仁志がウェイキーカップ連覇に挑む。昨年は出足型の上位級に仕上げて予選2位で突破。準優をきっちり押し切ると、V戦では2コースから1号艇・岡崎恭裕との壮絶なデッドヒートを制して優勝を飾った。15年の多摩川周年でも準優に進出しており、通算の当地勝率も7・25をマークと是政巧者ぶりを見せている。「好きな水面。エンジンが良くなくてもうまく引き出せている」と相性の良さをアピールした。
今年は5月戸田の一般戦しか優勝はないが、6月鳴門のグランドチャンピオンを含む5回優出し、SG・ボートレースメモリアル終了時点では賞金ランク20位につけている。「近況は悪くない。思うような結果は出せていないけど、最近のペラ調整には迷いがない」とリズムはまずまず。そして「多摩川は地元の芦屋みたいな感じで乗りやすい。相性はいいので、とにかくブレずに自分のやるべきことをやるだけ」ときっぱり。初日から鋭いターンを見せつける。