【ボート】井本昌也が48走目でデビュー初1着
「デイリースポーツカップ」(1日、大村)
大村ボート4日目6Rで、井本昌也(20)=山口・120期・B2=が6コースからまくり差して1着。デビュー48走目にして待望の水神祭を飾った。本番レースは枠なり3対3の6コースから1Mはまくり差しで切り込み、バックは加藤高史、大沢大夢(ともに埼玉)と並走。1周2Mを内優位に先マイした井本が後続を振り切り、1着を確定させた。
レース後に大時計前で岡本慎治(山口)、興津藍(徳島)ら先輩に担がれて水神祭(節目の勝利で水面に落とされるボートレース界の儀式)が行われると「うれしいです。1周1Mは狙ったところに入れたけど、1周2Mは自分の中ではヤバイかもという旋回をしてしまった。でも抜かれなかったし、2周目からは安心して回れた」と、ほっとひと息をついた。
この日は前半1Rでも大外から2着に食い込むなど、成長著しい井本。「もう少し早く(水神祭を)したかったけど、レースが終わったら、すぐに師匠(吉本正昭)に電話します。これからも勝率を上げて行って、まずはB1に上がれるように頑張って行きます」と視線は次なる目標へ向かっている。