【ボート】90日間のF休み明けでも瓜生正義は強い 児島一般戦できっちり優勝

「ボートピア松江開設17周年記念競走」(3日、児島)

 最終日12Rで優勝戦が行われ、SG優勝9回を誇る瓜生正義(41)=福岡・76期・A1=がイン速攻で1着。今節は90日間のフライング(F)休み明けながらも10走8勝と貫禄を見せつけ、5月宮島周年以来となる今年2回目の優勝を飾った。

 瓜生は「無事に終わってホッとした。思ったよりスタート(S)は届いていなかったが、ホーム向かい風なので安心して行けた。展示は相当乗りづらかったが、エンジンはしっかりしていたし、水面も良かった」とレースを振り返った。

 2016年末は12回目の出場で悲願のグランプリ初制覇。最多獲得賞金選手、最優秀選手としてボート界のトップに立った瓜生は、今年は3月江戸川G1で初日、4月大村G1の優勝戦でF。5月のSGオールスター(福岡)後は90日間も休まされた。また、G1優勝戦Fで10月のSGボートレースダービー(10月24~29日・平和島)まで一般戦回り。「それでもグランプリ出場のチャンスはある。そこしか意識していない。一年の目標として年末まで一戦一戦走って行く」と力強く誓った。

 例年8月上旬に行われるこのシリーズは平均売り上げは5億円だが、今年は2倍近い9億8550万円。今節は瓜生効果で大盛況だった。

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