【POG】スターリーステージ 音無師絶賛「そこそこの馬じゃない」
「新馬戦」(9日、阪神)
兄の背中を追い掛け、厩舎の期待馬が大きな一歩を踏み出す。9日阪神5R(芝1600メートル)でデビュー予定のスターリーステージ(牝、父ディープインパクト、栗東・音無)。全兄は同厩舎に在籍し、14年NHKマイルC、16年マイルCSのG12勝を含む、8勝を挙げたミッキーアイルだ。
先週の追い切りは栗東坂路でイイコトズクシ(小倉2歳S5着)と併せ馬。4F52秒4-38秒3-12秒7をマークしてゴール前で仕掛けた僚馬に0秒1遅れたものの、「馬なりだったからね」と音無師の表情は明るい。
兄との比較については「(ミッキー)アイルとは全然似てないな」とタイプの違いを口にする。「お利口さんだし、今のところ注文を付けるところはないね。“そこそこの馬”じゃないよ」と指揮官は独特の言い回しで期待の大きさを伝える。
兄は同じ秋の阪神開幕週に行われたマイルの新馬戦で2着。その後、5連勝でG1ホースへと駆け上がった。その上を行くV発進で出世街道を歩む。