「セントライト記念・Ｇ２」（１８日・中山）

　皐月賞馬アルアインが始動戦を迎える。ダービー５着以来となるが、１週前追い切りは、栗東ＣＷの併せ馬で古馬を圧倒し、スケールアップした走りを披露。順調な仕上がりを見せている。クリストフ・ルメール騎手との新コンビで三冠最終戦に向け、前哨戦Ｖといく。

　新馬戦Ｖ後に骨折が判明し、春のクラシックを棒に振ったセダブリランテスだが、休養明けの早苗賞では初芝をあっさりクリア。前走のラジオＮＩＫＫＥＩ賞も危なげない内容で快勝。デビューから無傷３連勝とまだ底を見せていない。皐月賞馬に真っ向勝負を挑む。

　ラジオＮＩＫＫＥＩ賞は１番人気で６着に終わったサトノクロニクルだが、中山外回りへの舞台変わりは歓迎材料。距離延長を追い風に巻き返しへ。ミッキースワローは２走前の京都新聞杯で０秒１差の５着。ここでも差はない。古馬相手の１０００万下特別で３着のサーレンブラントも権利獲得へ虎視たんたん。