【ローズS展望】桜花賞馬レーヌにファンディーナ、良血ミリッサ…見逃せない好カード
「ローズS・G2」(17日、阪神)
古馬王道路線に挑むオークス馬ソウルスターリングの姿こそないものの、春をにぎわせた面々が無事に夏を越し、前哨戦にこぞって参戦。本番へ向けて、目が離せない一戦だ。
桜花賞馬レーヌミノルは、函館経由で栗東に入厩。順調に乗り込まれ、ひと追いごとに素軽さを増している。中井助手は「期待通りに成長してくれた。本番を見据えた仕上げでも、十分動ける態勢。距離も大丈夫」と始動戦から気合が入る。
初黒星を喫した皐月賞7着以来となるファンディーナにも注目だ。「少し急仕上げ。使って良くなれば」と高野師は控えめだが、素質は誰もが認めるところ。力を出せればいきなりVもある。
オークス2着のモズカッチャンは、ミルコ・デムーロ騎手との新コンビが見もの。同3着アドマイヤミヤビは、相性のいいルメールの手綱で存在感を示したいところだ。桜花賞2着のリスグラシューも、順調に乗り込まれて好仕上がり。目下2連勝中の良血ミリッサが実績馬相手にどこまでやれるかにも注目が集まる。