【POG】シャンデリアスピン、武豊を背に良血馬初陣へ 松永幹師「良くなった」
「新馬戦」(17日、阪神)
シャンデリアスピン(牝、父ノヴェリスト)が日曜の阪神5R(芝1800メートル)で武豊を背にデビューする。
6月上旬まで順調に乗り込んでいたが、いったん小休止。「使うところまでいったけど、疲れが出たのか動きがひと息だったので放牧に出して立て直した」と松永幹師が説明する。8月下旬から乗り込みを再開すると、今週は栗東CWで僚馬に追走先着。6F82秒5-13秒4をマークし「追うごとに良くなってきた」と評価する。
母は04年桜花賞、06年ヴィクトリアマイルに加え、米国のG3・キャッシュコールマイルも制したダンスインザムード。異父姉には11年フェアリーSの勝ち馬ダンスファンタジアがいる良血馬だ。「お母さんの血統が出ている。脚が長くて、気性も前向き。距離は1600、1800メートルぐらい」。トレーナーは日米の重賞ウイナーにその姿を重ねて期待を込める。母のきょうだいにもG1馬2頭がいる優秀な血統。注目の一戦を迎える。