【神戸新聞杯】ダンビュライト4馬身先着 勝負駆けで権利奪取だ
「神戸新聞杯・G2」(24日、阪神)
最後まで意欲的だった。ダンビュライトの最終デモは21日、栗東坂路でアクションスター(7歳オープン)と併せ馬。左からの肩ムチで促されると、一気にギアを上げて僚馬を突き放し、4F50秒9-38秒0-12秒8の好時計で4馬身先着だ。
3週続けての50秒台の好時計に、音無師は「52秒くらいでと思っていたのにテンが速過ぎ」と苦笑い。それでも、「春は詰めて使ったし、その頃よりリフレッシュできている。馬も大人びてきた」と心身の充実は顕著だ。
菊花賞に向けた大事な始動戦。賞金的に当落線上にいるだけに、「何とか3着以内で権利を獲りたい」と師。1週前リハに騎乗した武豊も「力のある馬だから」と意気込む。勝負駆けで、クラシック最終戦への切符をつかむか。