【毎日王冠】サトノアラジン 始動戦へ好仕上がり 川田「ちょうどいい」
「毎日王冠・G2」(8日、東京)
春のマイル王が栗東CWで躍動した。サトノアラジンは4日、ジークカイザー(4歳1000万下)の約3馬身後方から折り合いをつけながら追走。直線で内に潜るとゴール前でグイッと脚を伸ばし、6F83秒0-38秒7-11秒6で1馬身半先着した。
「G1馬らしく秋初戦を迎えることができそう。次(天皇賞・秋)を踏まえれば、ちょうどいいぐらいの仕上がりだと思います」と川田は感触の良さにうなずく。兼武助手も「放牧から戻った時には立派な体でしたが、シャープになった」と好仕上がりを強調した。
安田記念を制覇し、G1ホースとして臨む秋初戦。今回は一昨年のエプソムC(2着)以来の1800メートル戦に挑む。「東京であれば二千まではこなせると思っています」と主戦はきっぱり。たとえ前哨戦であっても、G1馬として恥ずかしいレースはできない。