【菊花賞】サトノ軍団&池江師連覇へ虎視たんたん アーサーもクロニクルも視界良好
「菊花賞・G1」(22日、京都)
神戸新聞杯3着のサトノアーサーに主戦の川田が、セントライト記念3着のサトノクロニクルには福永が騎乗し、フォイヤーヴェルク(4歳500万下)を加えて18日、栗東CWで3頭併せが行われた。
フォイヤーが先行する形でクロニクルとアーサーが続く。ゴール前ではアーサーが内から馬なりのまま伸びて最先着を決めた。タイムは5F67秒4-38秒3-11秒6。
池江師はアーサーについて「動きは良かったですね」と満足そう。今回は3000メートルへの距離延長が課題となるが、「前走を見ても折り合ってよく我慢が利いていました。前走の馬体重(14キロ増)も成長分です」と不安を打ち消した。
一方のクロニクルは5F68秒0-38秒8-11秒7。フォイヤーには0秒5先着した。「ひと夏を越して成長している。三千はやってみないと分からないが、能力は高いので頑張ってほしい」と師。昨年のダイヤモンドに続く“サトノ”の連覇に向けて視界良好だ。