【天皇賞・秋展望】キタサンブラック始動! 追う堀厩舎2頭、リアルスティール

 「天皇賞(秋)・G1」(29日、東京)

 テイエムオペラオーに続く史上2頭目の天皇賞V3へ、史上5頭目の春秋・天皇賞連覇へ-。年内での引退、種牡馬入りが発表されたキタサンブラックが始動する。

 宝塚記念で9着に敗れた後は、放牧でリフレッシュ。1週前追いでは貫禄の動きを披露し、「やるごとに体の張り、ツヤが変わってきているね」と清水久師は上昇カーブを実感する。久々でも仕上がりに不安なしとなれば、主役の座は譲れない。

 宝塚記念の覇者サトノクラウンもここから始動。「馬場が悪かった分、動きも重かった」と森助手が語るように、1週前の時点ではまだ完調手前の印象が強い。だがそこは東の名門・堀厩舎。香港G1覇者で6カ月ぶりのネオリアリズムともども、本番までにはきっちり態勢を整えてくるだろう。

 好メンバーがそろった毎日王冠は、リアルスティールが昨年3月ドバイターフ以来のVを決めた。昨年2着のリベンジへ、好ムードで臨む。2着の安田記念覇者サトノアラジンは1F延長がポイント。1番人気で8着に敗れた3歳牝馬のソウルスターリングも、能力的に一変が可能な素質馬だ。

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