【AR共和国杯】スワーヴリチャードが得意の府中で躍進
「アルゼンチン共和国杯・G2」(11月5日、東京)
55回目を迎える伝統のハンデ重賞。主役は3歳トップクラスの実力を持つスワーヴリチャードだ。今年のダービー2着後は態勢が整わずに始動が遅れていたが、M・デムーロとの新コンビで復帰戦を迎える。26日の栗東CWでは6F84秒0-11秒7を計時。得意の府中でいきなり躍進といく。
無傷3連勝でラジオNIKKEI賞を制したセダブリランテスも底見せぬ魅力を秘めている。セントライト記念は挫石のアクシデントで回避となったが、きっちりと立て直された。手塚師は「出来はいいよ。ハンデ差を生かしてどこまでやれるか」と健闘を誓う。
迎え撃つ古馬勢の筆頭は、重賞3勝のアルバート。森助手は「前走のオールカマー(7着)は勝負どころで不利を受けたが、ダメージはない。今回は仕切り直しの一戦」と力を込めた。6歳の古豪ステイヤーが格の違いを示すか。
長丁場が得意のプレストウィック、手堅い走りを見せるレコンダイトも侮れない存在だ。