【南関東競馬】アウォーディー単走ビッシリ闘魂注入 G1・2勝目&1年ぶりV狙う
「JBCクラシック・Jpn1」(11月3日、大井)
JBCクラシック連覇を狙うアウォーディーが30日、栗東CWで軽快な動きを見せた。1年ぶりのVに向け態勢は整った。
連覇へ向けて、視界は良好だ。昨年の覇者アウォーディーは、栗東CWで最終追い切り。単走で一杯に追われ、6F83秒3-38秒9-12秒5をマークし、態勢を整えた。丸内助手は「けさはビッシリの指示。かなりやりましたが、いい動き。久々に、いいなと感じました」と納得の表情でうなずいた。
ドバイ遠征後、国内初戦となった前走の帝王賞は3着。今回は巻き返しを期す一戦だ。「前走は、一度体がガレた影響もあって、息遣いがもうひとつでした。息遣いが問われる、使っている馬に有利の流れにもなりましたからね。今回はその心配はありません」と仕上がりに胸を張る。
昨年は日本テレビ盃から始動し、「勝たないとその後のG1を使えない立場だった」と同助手。同レースを制したが、暮れのチャンピオンズC、東京大賞典はともに2着で、戴冠はならなかった。
「具合が良過ぎると我の強さを見せるけど、きょうは頭を上げることもなく、“いいときのアウォーディー”でした。元々休み明けは苦にしないので」。G1・2勝目と1年ぶりの美酒を味わうべく、連覇にひた走る。