好発進狙うディープシャイン 話題の一口クラブの第1号が初陣

 今夏のセレクトセールでマスコミに発表してから約4カ月。話題の一口クラブが、ついに第1号を送り込む。土曜東京6R(芝1600メートル)のディープシャイン(牡2歳、父ディープインパクト、美浦・田村、写真)は、DMMバヌーシー(DMMドリームクラブ)の所有馬。1頭最大1万口という、画期的なシステムで注目を浴びたのは記憶に新しい。

 異父兄には13年日経新春杯を制したカポーティスター。10月上旬から丹念に併せ馬をこなし、中身をつくってきた。「ここ2週は調教の内容がいい。スイッチの入る面があるから縦列の形で追い切ったけど、道中はリラックスしている。フィニッシュもいいフォームです。ゲートが速いから、あとはいい位置で流れに乗れれば」と高木助手のトーンも上々だ。

 鞍上にはレジェンド・武豊を配するなど、ファンの視線が集中すること間違いなし。好発進でクラブとしての存在感を示せるか、その走りを見届けたい。(デイリースポーツ・豊島俊介)

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