「東スポ杯２歳Ｓ・Ｇ３」（１８日、東京）

　無傷の３連勝へ。重賞初Ｖを狙うワグネリアンは１５日、栗東坂路を軽快なフットワークで単走し、４Ｆ５４秒５－４０秒０－１２秒７。「予定通り。いつも通りの調整ができている」と友道師は納得の表情だ。

　圧巻の連続だった。中京でのデビュー戦は上がり３Ｆ３２秒６をマークしてのＶ。重馬場となった阪神での野路菊Ｓでも３３秒０の末脚を繰り出し、２着馬に２馬身半差をつけて連勝を決めた。「２戦とも思った以上に走ってくれている。前走は道悪をこなしてくれた」と振り返る。

　舞台は東京。「瞬発力があってそれを長く使える。どちらかと言えば落ち着きのないタイプだから、輸送がどうか」とトレーナーはポイントを挙げる。大器の予感が漂う期待馬の３戦目に注目だ。