【JC】シュヴァルグラン上昇気配 末脚力強くラスト1F12秒1

 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 上昇ムードだ。シュヴァルグランは、M・デムーロ(レースは未定)を背に16日、栗東CWでハイドロフォイル(4歳500万下)、ノーブルカリナン(2歳未勝利)と3頭併せ。直線は右ステッキ連発で一杯に追われ、力強い末脚を披露。6F83秒3-37秒4-12秒1で併入し、友道師は「もともと追い切りは動かない馬だけど、この馬なりに動けた。いい負荷がかけられた」と満足感をにじませた。

 昨年はアルゼンチン共和国杯Vから挑んだが、今年は京都大賞典3着をステップに臨む。「中2週だった昨年よりもゆったりしている分、調整はしやすい。去年に比べて、体もしっかりとしてきた。前走はゲートを出て挟まれたしね」と反撃に燃える。昨年の3着馬が、さらなる上積みを加え、大舞台でタイトル奪取を目指す。

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