【競輪】小倉G1に元ボートレーサーの鎌田義が来場 軽妙トークに競輪マニアも爆笑
「競輪祭・G1」(25日、小倉)
ボートレースのG1覇者で長らくトップレーサーとして活躍、引退後はカマギーボートレースアカデミーの校長を務めている鎌田義(43)が25日、G1開催中の小倉競輪に来場。9R発売中にトークショーを行った。
現役時代から競輪通として知られる鎌田は「昔、SPEEDチャンネル(CS放送の競輪専門チャンネル)が見られるボートレース場があって、先輩に教わったのがきっかけ」と明かした。競輪界にも顔が利くそうで「浅井康太君とは伊勢神宮へお参りに行きましたね。その後、G1(大村周年=2013年4月)を優勝できたんですよ」と笑顔で語った。
その後も鎌田の競輪トークは止まらない。「桑原大志君はお兄さん(桑原明)、佐藤慎太郎君(78期)は義理の弟(桐生順平)がボートレーサーなんです」と豆知識を披露。この日の準決12Rの予想は「2=6です。普通の予想なら新聞(スポーツ紙)を見てください。僕の予想は至ってシンプル。仲のいい浅井君と、地元で頑張る北津留翼君に乗る桑原君。それだけです」と気持ちよく語った。
しばらく競輪(車券購入)を控えていた鎌田は「このトークショーを機に、また競輪を見るようになりました。次は競輪で蔵を建てるくらいに稼ぎますよ」とマシンガンのようにまくし立てた。
トークショー後はファンに囲まれてサイン攻めに遭った鎌田。「競輪場にトークショーで呼ばれたのは初めて。(小倉を含めてほかの競輪場も)ドンドン呼んでください」と笑顔でステージを後にした。