【有馬記念】サトノクラウン鞍上にムーア ルーティン変更で反撃態勢
「有馬記念・G1」(24日、中山)
名手ムーアとのタッグで正式に参戦が決まったサトノクラウンは14日、美浦Pで併せ馬。キャンベルジュニア(5歳オープン)を1馬身追走し、直線はインから目いっぱい追われて併入に持ち込んだ。時計は5F65秒3-36秒3-11秒3。手応えは明らかに劣勢だったものの、森助手は「相手は動く馬だし時計も出ている。この馬なりに状態は悪くない」と出来に関して、問題なしを強調した。
これまでの追い切りはWが主体だったが、1週前にはPを選択。同助手は「これまでの(W主体の)ルーティンに馬が慣れている印象があったため。普段から背腰に疲れがたまりやすいという点も理由のひとつ」と説明。陣営は工夫を凝らしてジャパンC10着からの反撃を狙っている。