【馬主・北島三郎1】ブラックに追い風のサイン?JRAのCMに茶色と黒の衣装が…
「馬主・北島三郎1」
G1レースが近づくと「勝ち馬をあぶり出すサイン」といったことが話題になる。例えば、JRAの該当レースCMに登場する人物が身に着けている服や物の色、流れている曲などが、勝ち馬を暗示しているというものだ。
今年の有馬記念のCM。4人の男女が居酒屋で会話している。そこで注目されているのは柳楽優弥と松坂桃李が着ているセーターの色。柳楽は茶色。松坂は肩の部分が黒…。
今回はこれがサインと言われている。このレース限りで引退を表明するキタサンブラック。この馬のオーナーである歌手・北島三郎(81、名義は有限会社・大野商事)の勝負服が黒地に茶色の横じま模様。これと一致するだけにブラックを勝ち馬と暗示しているというのだ。
実はさらなるサインも。CMの締めのフレーズが「有馬記念はオトナのお祭り」。北島は、これまでブラックが出走したG1レースの後、自身の代表曲「まつり」を披露してきた。この1年は「最後の有馬にとっておく」と言い封印してきただけに、このフレーズは最後の大舞台での勝利の凱歌(がいか)を暗示なのか!?
愛馬のラストラン。勝ち馬サインの話題に、北島はニヤリと笑うのみ。「スタッフの方も一生懸命に仕上げてくれるでしょうし、それで1着になれば何よりです。でもこの先がある馬。今回は感動とか着でなく、まずは無事に走ってきて帰ってくれればいいと思っています」
秋の競馬シーズンに入る前から、ずっと「最後は無事に!」を強調していたサブちゃん。馬主人生最高のパートナーとなった愛馬との最後の1週間。デイリースポーツも「馬主・北島三郎」にもスポットを当てる。=敬称略=