【競輪】GP前夜祭を深谷知広が欠席 福島コンビは新田-渡辺で連係

 「KEIRINグランプリ前夜祭」(20日、都内)

 KEIRINグランプリ2017(30日、平塚11R)の前夜祭が20日、都内のホテルで関係者、ファン664人を集めて盛大に催された。

 3年ぶり5回目のグランプリ出場を決めた深谷知広だが、自転車競技のナショナルチームでの練習中に腰を痛めて欠席した。

 深谷はJKAの広報を通じて「ワールドカップの遠征から帰ってきて、グランプリに向けて練習をしていたのですが、ウエートトレーニング中に腰を痛めてしまい、前夜祭に出ることができなくてなってしまいました。大変申し訳ございません。グランプリまでにはなんとか状態を戻して、いいレースをしたいと思います。応援よろしくお願いします。グランプリは自力で頑張りたいと思います」とコメントした。

 浅井康太は「深谷君の番手。去年のグランプリで負けてから、今年、どう獲るかだけを考えてきた。そのために力を付けてきた」と話した。

 今年の競輪界をリードした福島勢は新田祐大-渡辺一成の並びとなった。昨年のグランプリは、先頭誘導員早期追い抜きで失格した新田は「今年の総まとめのレース。いいレースをしたい」と汚名返上を誓った。渡辺は自転車競技のワールドカップ第1戦で落車したが、同4戦で復帰し「グランプリは問題なく走れる」と話した。

 関東勢は平原康多が「先頭で」、武田豊樹が「平原君」、初出場の諸橋愛が「関東3番手」と3車で結束することを表明した。

 5月のG1・日本選手権決勝でワンツーを決めた三谷竜生-桑原大志も初出場同士で連係する。三谷は「100期台初のグランプリ出場。熱いレースを」と意気込み、桑原は「グランプリはテレビで見るレースだった。夢の舞台だし、悔い残さないように」と健闘を誓った。

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