【有馬記念】サトノクロニクル馬なりで突き抜けた! 池江師「これで十分」
「有馬記念・G1」(24日、中山)
勢い十分で挑む。チャレンジCで重賞初Vを決めた3歳馬サトノクロニクルは20日、栗東CWで併せ馬。4Fで2馬身追走から、外で直線一杯に追われる僚馬サトノケンシロウ(4歳1600万下)を尻目に、馬なりのまま豪快に2馬身半突き抜けた。
4F52秒9-38秒1-11秒7の好時計に、池江師は「ラスト1Fまで併せて、ストレッチする感じ。良かったですね。輸送もあるし中2週なので。これで十分」と納得の表情を浮かべた。
経験を積みながら、着実に出世へのステップを歩んでいる。「まだ完成は先でも、春よりも筋肉が付いています。徐々に力をつけていますよ」。軌道に乗った素質馬がつかんだ晴れの大舞台に、熱い視線が注がれる。