【有馬記念】ブレスジャーニー終始リラックス 三浦「操縦性の良さはプラス材料」
「有馬記念・G1」(24日、中山)
チャレンジC3着からの臨戦となるブレスジャーニーが21日、美浦から駆けつけた三浦と初コンタクトをとった。栗東CWで先行したキョウワベルナルド(3歳500万下)との間合いを機敏に詰め、最後はしっかり抜け出す、という教科書通りのデモンストレーション。6F81秒7-39秒2-12秒4を計時し、僚馬に0秒8先着を果たした。
「リラックスしていて、終始落ち着いていました。反応はとても良かったですし、自分のリズムを崩さずに走ってくれていました」と感触を伝えた三浦は「この操縦性の良さは中山の2500メートルを戦う上でプラス材料」と前を向いた。佐々木師も明るい表情で「中2週ですが、疲れもなくうまく調整できています。息の入りが良くて、潜在能力も高いので」と現状を伝えた。
昨夏の落馬負傷後、1年の休養を経て戦列に復帰した鞍上にとっては、5年ぶりの有馬記念騎乗。託された手綱に万感の思いを通わせ、大舞台に立つ。