【中山大障害】オジュウチョウサンがレコードVで前人未到の障害G1・4連覇!

中山大障害を制したオジュウチョウサン(左)=中山競馬場(撮影・三好信也)
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 「中山大障害、J・G1」(23日、中山)

 強い、強い!ハードル界の王者が躍動した。断然人気のオジュウチョウサンが貫禄の違いを見せつけ、8連勝で前人未到の障害G1・4連覇を達成。しかも26年ぶりにレコードタイムを塗り替え、単勝1・1倍に応えた。

 15年の覇者アップトゥデイトが強気に先手を奪うと、道中では10馬身近く引き離す大逃げを打った。これを終始2番手でマークすると、最終障害を飛越してから徐々に差を詰めて直線へ。文字通りのマッチレースとなったが、最後の最後に半馬身かわした。4分36秒1は、91年にシンボリモントルーの4分37秒2を大きく更新した。

 これで障害レースにグレード制が導入された99年以降、初の障害G1・4勝馬に。重賞8連勝はテイエムオペラオーが00年に記録した平地重賞8連勝に並び、障害重賞ではコウエイトライと並ぶ歴代トップと、記録ずくめ。また、手綱を取った石神深一騎手は15勝目をマークし、2年連続で最多勝利障害騎手を決めた。

 2着に2番人気のアップトゥデイト。そこから3秒2差と離れた3着には5番人気のルペールノエルが入った。

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