【京都金杯】クルーガー シャープな末脚光った!坂路でしまい11秒7
「京都金杯・G3」(6日、京都)
シャープな末脚は際立っていた。クルーガーは3日、新コンビの浜中を背に栗東坂路を2本。1本目は4F71秒6とゆったり駆け上がって体をほぐす。2本目は馬場の中央で四肢を伸ばすと、鞍上の追い出しに鋭く反応。ラストは一気に回転数を上げ、4F53秒3-38秒9-11秒7を刻んだ。
鞍上は「瞬発力がある。(ラスト1Fは)ビックリする時計。11秒7は僕も初めて。イメージ通り、乗りやすかったです」と絶賛する。高野師も「1Fずつメリハリが利いた走り。いい動きでした」と合格点だ。先行有利な開幕週の馬場克服が鍵だが、同じ舞台で開幕週に行われた一昨年のマイラーズC覇者でもある。不利な条件も、自慢の切れ味でねじ伏せてみせる。