【ボート】笠原亮が徳山周年V イン逃げで10年ぶりのG1制覇

 「徳山クラウン争奪戦・G1」(4日、徳山)

 1号艇で人気を集めた笠原亮(38)=静岡・84期・A1=がインから堂々と押し切って1着。G1は08年東海地区選(蒲郡)以来となる4回目、通算では50回目の優勝を飾った。2、3着には原田篤志、寺田祥(ともに山口)が入り、2連単、3連単とも1番人気だった。また、売り上げも好調で、今節の総売上額は徳山の周年記念では過去最高の55億9357万7800円を記録した。

 巡ってきたチャンスを逃さなかった。笠原が危なげなく逃げて10年ぶりとなるG1制覇を果たした。「ここはインが強い水面なので、自分に大丈夫だと言い聞かせた。一瞬、黒(原田)が見えたけど、何とかかわせた」。2番手タイとなるコンマ09のSを決めてイン先マイ。地元で悲願のG1制覇を狙った原田の差しを振り切って独走態勢を築いた。

 6月には当地で64年ぶりとなるSG・グランドチャンピオン(6月19~24日)も開催される。「今のところ出られそうなので、また頑張りたい」と力を込めた。徳山でつかんだ久々のG1Vをきっかけに今年は大舞台で存在感を誇示していく。

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