【競輪】古性優作が4回目のG3制覇
「たちあおい賞争奪戦・G3」(20日、静岡)
12Rで決勝が行われ、古性優作(26)=大阪・100期・S1=が力強いまくりを決めて1着。4回目のG3優勝を果たした。2着に村上義弘、3着には神山拓弥が入った。
古性が持ち味を存分に発揮した。先行する取鳥雄吾-大槻寛徳後位の3番手を確保すると、最終2角から一気に仕掛けて先頭へ、村上の援護を受けながら、最後までしっかりと踏み切り、近畿ワンツーを決めた。
「村上さんについてもらって安心してレースができた。G1の後で正直、体はきつかったけど、そんな中で結果を出せてよかった」と振り返った。
それでも4回目の記念制覇に満足した様子はない。「ここは通過点にしたい。G1でしっかり戦えないと。そのためにも日々の積み重ねが大切」と力を込める。静岡では暮れに初めてグランプリが開催される。「お客さんも熱いですし、走ることができたら気持ちいいと思います」。一段とレベルアップして富士山バンクに戻ってくる。