【チューリップ賞】ラッキーライラック豪快先着 文句なしの時計に師も笑顔
「チューリップ賞・G2」(3月3日、阪神)
一段とパワーアップした馬体を躍らせ、直線外から豪快に差し切った。2歳女王のラッキーライラックは、21日栗東CWへ。大きく先行させたナンヨープルートー(4歳1600万下)を4角で射程圏にとらえると、反応鋭い伸びを示して、楽々と2馬身先着した。
タイム的にも6F81秒6-37秒6-12秒2と文句なし。見守った松永幹師は納得の笑みを浮かべた。「しっかりとやりましたが、時計も動きも良かったですね。見た目にも大きくなっていますし、いい状態で戻ってきましたよ」と成長ぶりを実感する。
今回はあくまでトライアルだが、阪神JFを制した舞台。キャリアの浅い3歳馬だが、レースで試すこともない。「今のところ問題ないですからね」。無事なら、それで結果はついてくる。