【弥生賞】オブセッション臨戦態勢整った 3馬身追走から併入

 「弥生賞・G2」(4日、中山)

 無傷の3連勝で初のタイトル奪取を狙うオブセッションは28日、美浦Wでドラゴンストーム(6歳500万下)と併せ馬。3馬身追走から、5F69秒3-38秒9-12秒8の時計で併入した。

 騎乗した杉原(レースはルメール)は「追うごとに良くなっている。大きな走りをするのでチップではあまり動かないタイプが、あれだけ動けていた。大丈夫でしょう」と高評価。力を出せる状態にある。

 高い素質を秘めているのは間違いない。ただ今回の舞台は、器用さが要求される中山。藤沢和師は「東京の方がいいタイプ」とした上で、「このメンバーで最後、どれだけ脚を使えるかだね」と実戦を想定する。

 ここが試金石。シクラメン賞をレコード勝ちした素質馬が、実績馬たちに挑戦状をたたきつける。

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