【弥生賞】ワグネリアン無敗継続へ!最終リハは上々の感触「いい感じ」
「弥生賞・G2」(4日、中山)
もう強い調整は不要だった。3戦3勝。ワグネリアンの最終リハは28日、栗東坂路で単走。序盤はゆったりとした脚さばきで駆け上がり、軽く促しただけでスムーズに加速する。最後まで四肢でしっかりとウッドチップをつかまえ、4F53秒9-39秒9-12秒3を刻んだ。
友道師は「予定通りです。先々週、先週と速い時計を出していますからね。気持ちは、いい意味で安定しています」と感触は上々。東スポ杯2歳S制覇以来、3カ月半ぶりの実戦にも「乗り手は“跳びが大きくなって、滞空時間が長くなった”と言っている」と成長度合をアピールした。
厩舎としては、16年マカヒキに続くVが懸かる。「マカヒキはこの時期には完成されていた。この馬には心配もあるけど、伸びしろも未知の魅力もある」と楽しみは大きい。中間、普段の調教にまたがった福永も「大きく変わらないけど、いい感じ。ここでどういう走りをしてくれるか」と胸を躍らせる。
2歳王者ダノンプレミアムなど強敵がそろったが、連勝街道を突っ走るだけだ。