【ボート】中田竜太がうれしい地元周年初制覇
「戸田プリムローズ・G1」(4日、戸田)
12Rで優勝戦が行われ、2号艇の中田竜太(29)=埼玉・104期・A1=が3コースからまくって優勝。G1制覇は昨年9月ヤングダービー(蒲郡)以来3回目。2、3着には桐生順平、佐藤翼が入り、地元3人で上位を独占した。
待望の地元周年タイトルを手にした。先頭でゴールを駆け抜けると、スタンドへの一礼でファンに感謝を表現。「(埼玉で)ワンツースリー、その中で1着。すごいうれしい」。来年3月に戸田で行われるSGクラシックの出走権も獲得して、喜びを爆発させた。
エンジン、作戦が全てハマった。当初は2コース進入を考えていたが、S展示、本番では3コースを選択。「(2コースは)いいイメージが湧かなかった。助走距離を取って、いい足を生かしかった」。インの平本、前付けに出た松井の進入は深めとなり、中田は3コースから一気のまくり。道中は同支部の先輩・桐生に猛追されたが「すごい嫌でしたよ…。足勝ちですかね」と、心底ホッとした様子だった。
最高の勢いでSG・クラシック(16~21日・浜名湖)に挑む。「今節はエンジン。ここからが大事」と目標のSG制覇へ、気持ちを新たにした。