【金鯱賞展望】燃え尽き症候群!?ダイヤモンド最終追い注目 リチャードは好調
「金鯱賞・G2」(11日、中京)
昨年の凱旋門賞15着以来となるサトノダイヤモンドが、5カ月の充電を完了。いよいよ今季初戦を迎える。G1・2勝の実績は断然。G2の別定戦なら負けられないところだが、栗東CWで行われた1週前追い切りは、3頭併せで追走遅れ。ピリッとしなかった。池江師は「休み明けの分なのか、フランスで大敗した影響なのか…。来週でどこまで変わってくるかですね」と微妙なジャッジ。最終リハの動きに注目が集まる。
一方、有馬記念4着以来のスワーヴリチャードは、M・デムーロを背に栗東CWで3馬身先着。「目いっぱい追っておいた。来週にはちょうど良くなると思う」と鞍上の感触は上々だ。得意の左回りでV発進を描く。
変則ながらも“金鯱賞3連覇”を狙うヤマカツエースにも注目。中京芝2000メートルはめっぽう得意。有馬記念10着からの巻き返しがあっていい。
以下、中日新聞杯で重賞初Vを決めたメートルダール、引退レースとなるデニムアンドルビー、適距離で反撃を期すブレスジャーニーらが続く。なお、小倉大賞典を制したトリオンフは、田辺裕信騎手騎乗で大阪杯(4月1日・阪神)に向かう予定。