ドバイ「スーパーサタデー」に日本馬のライバルが出走 G1・ジェベルハッタに注目
「魁!海外馬券塾」(7日)
10日(土)のドバイ・メイダン競馬場の開催は「スーパーサタデー」と呼ばれ、3週間後のドバイWCデーの各競走と同じ条件のレースが7つ行われる。
この日のレースをひと叩きして本番に向かう実績馬と、ここで好走して本番の最後の出走枠をつかみたい馬がぶつかる激戦が見られることの多い開催だが、昨年の芝2400メートル戦に出走したポストポンドのような大物の参戦はなく、1月から続くカーニバル開催の決勝戦の様相となっている。
最も本番に直結しそうなのが芝1800メートルのG1・ジェベルハッタだ。日本馬5頭が参戦予定のG1・ドバイターフの前哨戦となるが、カーニバル開催の重賞を連勝中のベンバトルと、昨年の豪G1・コックスプレート3連覇を達成したウィンクスの3着に好走したフォークスウッドと、レーティングでこれらを上回る南アフリカ調教馬のウィスキーバロンとジャヌービが顔をそろえる。
また、ダート2000メートルのG1・マクトゥームチャレンジ・ラウンド3には昨年のUAEダービー馬サンダースノーが登場。この馬はドバイワールドカップを目指す地元勢の筆頭格だ。芝2400メートルのG2・ドバイシティオブゴールドは混戦模様で、勝ち馬がドバイシーマクラシックへ一歩近づくことになる。(海外競馬コーディネーター・田中敬太)