【スプリングS展望】朝日杯FS2着馬ステルヴィオが決める
「スプリングS・G2」(18日、中山)
ロードカナロア産駒牡馬の大将格ステルヴィオが始動する。ここまで4戦2勝。サウジアラビアRC、朝日杯FSと2戦連続でダノンプレミアムに屈したが、どちらも2着を確保し、一線級の力は示した。1週前追い切りは美浦Wで6F82秒5-12秒8。長めから追われて態勢を整えている。宿敵不在のここで重賞初Vを決めたい。
新種牡馬オルフェーヴルを父に持つエポカドーロは、逃げの手に出て2連勝。関東圏での競馬は初だが、先行力を生かせる中山はピッタリだろう。藤原助手は「いいスピードがあるけど、まだ体と連動していない。それでこれだけ走っているからね」と素質を高く評価する。
ホープフルSは6着に敗れたルーカスだが、中間に順調さを欠くアクシデントがあっただけに、実力負けとは言い切れない。精神面の成長が鍵となる。
ほかにも若竹賞で2勝目を挙げたレノヴァール、共同通信杯2着のサトノソルタス、4着ゴーフォザサミットも有力だ。