【ボート】蒲郡周年は桐生順平が優勝 イン速攻で圧倒的な人気に応える
「オールジャパン竹島特別・G1」(30日、蒲郡)
12Rで優勝戦が行われ、絶好枠に陣取った桐生順平(31)=埼玉・100期・A1=が、完ぺきなイン逃げを決めて快勝。G1は7回目、通算32回目の優勝を飾った。2、3着は柳沢一(愛知)、井口佳典(三重)が入り、3連単は人気サイドで決着した。
さすがは昨年のMVP男。桐生が優勝戦でも貫禄の走りを披露した。スタート(S)展示同様、仲口がピット離れで飛び出して132・456の進入。「この並びも想定していた」と言うように、落ち着いてインからコンマ15の的確Sを発動。1Mで自慢の高速旋回を繰り出し、他艇を寄せ付けることなく圧勝劇を演じた。
この優勝で地元の戸田で行われるSG・クラシック(2019年3月16~21日)の出場権をゲット。「地元のSGに出られることが決まって本当にうれしい。その前にまたグランプリに乗れるように頑張ります」。今年も『桐生の年』にするために各地で暴れ回る。