【アーリントンC】エアアルマス極上Vだ!シンザン記念回避後放牧
「アーリントンC・G3」(14日、阪神)
素質馬エアアルマスがタイトル奪取の好機を迎えた。シンザン記念は左後肢ハ行で回避したが、戦前はのちの桜花賞馬アーモンドアイと人気を二分していたほどの逸材だ。前走後は放牧に出して治療に専念。池添学師は「良くなれば調教のピッチを上げて、と思っていましたが、いい感じで入厩させることができましたね。ポテンシャルは高いですから」と期待を口にする。
未勝利戦を4馬身差で圧勝。「新馬戦を使って2戦目でガラッと変わってくれました」と驚くほどの良化を示した。「血統からダートのイメージもあったけど、バネの利いた走りで皮膚も薄くて見栄えもします。調教の動きもいいですが、競馬に行ってさらにいいですね」と評価は高い。
中間に微熱が出るなど、まだ体質の弱さは残るものの、「その影響はないですね。無事に走ってくれれば、先々は絶対にいいところまで行ける馬ですよ」と潜在能力への信頼は揺るがない。馬名の由来は世界最高級のアルマスキャビア。極上の走りでファンを魅了する。