【皐月賞】ジェネラーレウーノ“中90日”最長弾決める 田辺は精神面で好感触
「皐月賞・G1」(15日、中山)
ジェネラーレウーノがロングシュートVを決めるか注目だ。京成杯Vから中90日での臨戦で、勝てばこれまでの皐月賞レース間隔最長記録である中62日を更新。今週は中山二千で2戦2勝のコース巧者が、王道路線組を撃破してVをつかみにいく。なお、出走馬と枠順が確定。馬券はきょう13日に一部ウインズで前々日発売される。
8日の桜花賞はシンザン記念をステップにしたアーモンドアイが、桜花賞のレース間隔最長記録となる中89日でVをつかんだ。今週、アーモンドアイと同じムードを醸し出すのは、京成杯から中90日で参戦するジェネラーレウーノだ。勝てば皐月賞のレース間隔最長記録となる。
3カ月の休み明けでの臨戦。状態面が気になるところだが、09年開業以来、初のG1制覇が懸かる矢野師は仕上がりに満足している。「クラシック3戦を見据え、オーナーと相談してこのローテーションにしました」と経緯を説明し、「この中間で馬は大きくなり、力強くなっている。ここに至るまでの調整過程も順調ですよ」と12日、力を出せる状態にあることを強調した。
鞍上・田辺の期待も大きい。「調教、レースでもそう。1頭になると集中力を欠くところのある馬が、今週の追い切りは素直に走り切ってくれた」と改善が見られた様子。「そのような面があったので、この馬の能力をつかめていない感じはある。もっと力があると信じたいし、可能性はあると思っている」と潜在能力に期待を込める。
枠は5枠10番。「ヨシッ!一番いいところ」と指揮官は声を弾ませ、「作戦はジョッキーに任せるが、2列目くらいが理想。この枠なら乗りやすいはず」と真ん中の偶数枠を歓迎した。中山芝2000メートル戦は前走を含め2戦2勝と相性抜群。王道路線組を向こうに回し、大仕事をやってのけるか。
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