【フローラS】Mデムーロ騎乗のサトノワルキューレが15頭ごぼう抜きで樫切符
「フローラS・G2」(22日、東京)
父ディープをほうふつとさせる末脚で、直線15頭をごぼう抜き。1番人気のサトノワルキューレが強烈なインパクトを残すとともに、オークス(5月20日・東京)の優先出走権を獲得した。
スタートはやや出負けしたが、そこで無理に押し上げることなく、道中は最後方に待機。好位を進んだパイオニアバイオ、ノームコアの8枠2頭が、開幕週の絶好馬場を利して押し切りを図るところを、大外から一頭、次元の違う末脚で一気に飲み込んだ。
これで、2着パイオニアバイオとともに、樫の舞台への招待状をゲット。桜花賞を圧倒的な走りで制したアーモンドアイの“1強ムード”が漂う3歳牝馬戦線に、新たなヒロイン候補が誕生した。