【日本ダービー】ブラストワンピース キャリア最少もどっしり もうひと絞りで決戦へ
「日本ダービー・G1」(27日、東京)
デビューから3連勝と勢いに乗るブラストワンピースは25日、美浦坂路を4F68秒0-15秒9とゆったりとしたペースで駆け上がった。23日の最終追い切りの後も、どっしりと落ち着き払った姿が目立ち、「順調ですね」と大竹師も目を細めた。キャリア3戦はキタノコマンドールと並んでメンバー最少だが、堂々とした態度からは風格すら感じさせる。
24日に発表された馬体重は、前走の毎日杯からプラス17キロとなる539キロ。「少し太いといえば、太いかなという気はする」とトレーナー。とはいえ、中8週のローテで成長分も加味されている。「競馬場に行けばピリッとする馬。できれば(前回から)プラス1桁台の体重で出走させたい」と、もうひと絞りしてひのき舞台へ送り出す考えだ。