武豊が函館競馬場で開催の「キタサンブラック展」を訪問
6月16日から7月22日まで北海道・函館競馬場で開催される「ありがとうキタサンブラック~出会い そして七冠までの軌跡」に先駆けて、同馬の主戦を務めた武豊騎手(49)が15日、函館競馬場の展示会場を訪問した。有馬記念での感動的なラストランVから約半年。北島三郎オーナーゆかりの函館の地でキタサンブラックとの“再会”を果たした。
1階エントランスに展示された実物大馬像のキタサンブラックを見るやいなや、「乗りましょうか?」。軽やかに馬上にまたがると「引退したあとは初めて乗りました。変わってないですね。ちょっと硬くなったかな」と笑顔を見せた。
3階特設会場にはG1・7勝の優勝レイ、天皇賞の盾、ジャパンCのトロフィーなどが、数多くのパネルとともに展示されている。「なかなか間近で見られない貴重なものばかり。引退して寂しい思いをされたファンの方々が、懐かしく思い出してもらえれば。また、オーナーとボクの父の故郷である函館で開催していただいてうれしいです。親戚も大変喜んでいます」とにこやかに語った。