【競輪】脇本、初GIVならず「仕掛けどころは間違ってなかったと思うけど…」
「高松宮記念杯競輪・G1」(17日、岸和田)
三谷竜生(30)=奈良・101期・SS=が番手から差し切って1着。5月の日本選手権(平塚)から連続、通算3回目のG1優勝を飾り、賞金2890万円(副賞含む)を獲得。今年の賞金は早くも1億円を超えた。打鐘前からカマした脇本雄太(福井)はハイペースで飛ばしたものの、三谷に1/2車輪かわされて2着。最終2角からまくり上げた原田研太朗が3着に入った。
初G1制覇を狙った脇本だったが、ゴール前で三谷にかわされて2着に敗れた。「仕掛けるタイミングはダービーより少し遅め。仕掛けどころは間違ってなかったと思うけど…。もうちょっとでしたね」と悔しさをにじませる。ただ「ダービー(3着)の時よりは1車身近く差は縮まった。また差を詰められるように努力していきます」とさらなるレベルアップを誓った。