【POG】アドマイヤマーズ 完成度高い 安田助手「素直で仕上がりいい」

 「新馬戦」(30日、中京)

 ワグネリアンでダービーを制した友道厩舎2歳勢の先陣を切って、アドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー)が土曜中京5R(芝1600メートル)で初陣を迎える。先輩ダービー馬と距離は異なるが、同じ夏の中京開催でのデビューだ。

 栗東坂路とCWを併用して丹念に乗り込み、上々の態勢。21日にCWで行った1週前リハでも、レイロー(3歳未勝利)と併せて鋭い脚さばきを披露。6F80秒6-12秒1の好時計で、1秒4差と大きく先着した。

 安田助手は「素直な馬で仕上がりもいいです」と好感触を伝える。ゲート試験合格後、一度放牧で成長を促してからの再入厩。「体も良く、すぐ競馬を意識できる感じでした。コントロールしやすく、柔らかくていい。完成度は高いと思います」と歯切れがいい。

 翌週にデビューを予定しているG1馬ヴィルシーナの初子ブラヴァスなど、18年も友道厩舎の2歳勢は素質馬ぞろい。「初陣を飾ってくれれば」と、大きな期待を持って送り出す。鞍上はM・デムーロ。この世代をけん引すべく、初戦から抜群の存在感を見せつける。

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