【POG】コハルビヨリ 欠点なしの素直娘 オープン馬に堂々の2馬身先着
「新馬戦」(7月1日、中京)
日曜中京5R(牝、芝1600メートル)でデビューするコハルビヨリ(牝、父マンハッタンカフェ、栗東・角田)。今週の最終追い切りでは、栗東坂路で4F54秒7-12秒2と上々の伸びを披露して態勢を整えた。
1週前には同CWでCBC賞に出走するトウショウピスト(6歳オープン)の胸を借りた。先行していたとはいえ、堂々の2馬身先着。「しっかりとしている。跳びが大きくて、素直で一生懸命に走る。攻め通りなら楽しみ」。宝塚記念で17年ぶりにG1Vとノッてる和田も、背中越しに伝わる感触をほめる。
5週連続で併せ馬を敢行。入念に乗り込んできた。「乗りやすくて欠点のない馬。仕上がっている」と柴原助手も手応えをつかむ。きょうだいに活躍馬はいないが、母フェミニンガールは04年秋華賞にも出走した米国産の良血馬。その走りに注目だ。