【函館記念】スズカデヴィアス態勢万全 条件変わりも不安なし

 「函館記念・G3」(15日、函館)

 態勢は万全だ。新潟大賞典の覇者スズカデヴィアスは11日、函館W単走で最終リハ。序盤はゆったりと入ったが、ラストは鞍上が手綱を押すと、しっかり首を上下に使って反応した。5F70秒7-40秒6-13秒3。橋田師は「きょうはしまいを伸ばしただけ。変わりなく来たね。暑さに弱い馬だから、涼しいのはいい」と歯切れがいい。

 北海道は3歳時の14年丹頂S(札幌)9着以来で、函館は初めて。児玉助手は「福島、小倉でも上手に走っているし、小回りがダメってことはない。洋芝も問題ないし、道悪もある程度なら」と条件変わりに不安はない。「輸送して先週の段階で10キロ減ったけど、変な肉の落ち方ではない。当日輸送がないのでそこまで大きく減らないと思う。毛ヅヤもいいし、張りもあります」と好感触だ。

 先週の七夕賞を僚馬のメドウラークが制しただけに、師は「続けたいですね」と意気込む。前走、7歳にして初めてタイトルをつかんだ遅咲きの素質馬が、重賞連勝でさらに勢いに乗る。

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