【競輪】ガールズの加瀬加奈子が妊娠 出産予定は来年2月「産後も現役を続ける」
ガールズケイリンの加瀬加奈子(38)=新潟・102期・L1=が妊娠していることが12日、分かった。出産予定は来年の2019年2月。加瀬は今後のレースを欠場して出産休暇に入るが、産後も現役続行の意志を示している。
加瀬はこの日午後、病院で検診を受けて、妊娠10週目であることが判明した。お相手は一般男性(40)で、加瀬と高校の同級生の姉の知人。昨夏から交際中で、まだ結婚はしていない。
本紙の電話取材に応じた加瀬は「相手の方は(競輪選手では)福岡の高田真幸さん=83期・S2=に似ている。出産予定は来年の2月。子供を産んだあとも現役で選手を続けるつもり。5カ月トレーニングをして、来年7月の新人がデビューするとき、一緒に復帰できればいいかな。今までは落車して病院に世話になることばかりだったけど、けが以外で入院できるのは幸せですね」とうれしそうに話した。
競輪とオートレースを統括する公益財団法人JKAはこの日、14日から始まるガールズケイリンフェスティバル(松戸)で、加瀬の欠場を発表。これに伴い、補欠だった中川諒子(34)=熊本・102期・L1=が正選手へと繰り上がった。加瀬は今月7日から9日までの奈良が、産休前に最後のレースとなった。
加瀬は順天堂大を卒業後、養成所の日本競輪学校に102期生として入学。2012年7月にガールズケイリン1期生として、平塚でデビュー。「男道」のキャッチフレーズで、トップレーサーとして活躍する。ビッグレース優勝は、13年6月に前橋開催のガールズケイリンコレクション。通算で438走236勝。生涯獲得賞金額は6594万9600円。