【中京記念展望】グレーターロンドンが重賞初V狙う
「中京記念・G3」(22日、中京)
中京競馬場がリニューアルされた12年以降(過去6年)、57~58キロの斤量(トップハンデ馬2頭を含む)を背負った馬が5勝しており、実績馬が幅を利かせる。
重賞初Vまであと一歩と迫っているのはグレーターロンドン。「夏場に(長距離)輸送をしたことがないから、そこがどうかだけど、終わってみたら力が違ったなというレースができれば」と田辺。末脚の生きる流れならチャンスは十分だろう。
16年シンザン記念覇者ロジクライは、長期ブランクを経て1600万下-オープンを連勝。前走のマイラーズCは早め先頭でレコードのペースをつくった分、踏ん張れなかった。成長力のあるハーツクライ産駒。ひと息入れて巻き返しを図る。
スマートオーディンは前走エプソムC12着が約2年ぶりの実戦。「体に張りが出ている。距離短縮もいい」と兼武助手はひと叩きの効果と条件を歓迎する。毎日杯、京都新聞杯と重賞を連勝した実績馬。叩き2戦目で本領発揮へ。
昨年の覇者ウインガニオンは夏場に強い左回り巧者。状態アップで連覇を狙う。3歳馬フロンティア、末脚が武器のブラックムーン、距離短縮歓迎のミエノサクシードにも注目だ。