函館競馬場でメジロドーベルお披露目 負傷休養中の吉田豊も登場「早く復活したい」
98、99年エリザベス女王杯連覇などG15勝を挙げた名牝メジロドーベル(牝24歳)が22日、函館競馬場でファンと記念撮影会を行った。
現役時代に主戦を務めた吉田豊騎手(43)=美浦・フリー=も会場を訪れ、「3年前に牧場で引退以来初めて会って、今回はそれ以来。元気だなと思いました」と笑顔。日曜福島5Rで同馬の孫ポリアンサが勝ち、「持ってますね」と喜んだ。同馬は2年前に繁殖を引退。現在は北海道洞爺湖町のレイクヴィラファームで余生を過ごしている。
昨年12月の中山競馬で落馬し、頸椎骨折で休養中の吉田豊は「リハビリはバリバリやっていますが、手術で留めている骨がくっつこうとしないので、待つしかないですね」と近況を説明。メジロドーベルの最後の産駒・ピンシェル(牡2歳、美浦・高橋文)が、既に美浦トレセンに入厩済み。「(岩崎)オーナーにも“待っている”と言われているし、何とか早く復活したい」と力を込めた。