【アイビスSD】ペイシャフェリシタ 軽快に駆け抜けた!初の直線競馬で一変狙う
「アイビスSD・G3」(29日、新潟)
ペイシャフェリシタは25日、美浦坂路を4F74秒5で駆け上がった後、2本目は小気味いいフットワークで軽快に駆け抜けた。4F54秒1-39秒0-12秒0。「あまりやり過ぎないようにという指示。もっと状態は良くなってほしいけど、現状でもまずまずいいのかな」と高木師は及第点を与えた。
前走のCBC賞は2番人気に支持されながら、折り合いを欠いてチグハグな走りに。直線では見せ場もつくれず後退して、まさかの15着に敗れた。「スタートから出して行ったがハミを取ってしまって…。それにしてもだらしなかったね」と、トレーナーも不本意な結果を振り返る。
敗戦のダメージはすぐに払しょくしておきたい。指揮官は未経験の直線1000メートルの舞台で、重賞タイトル奪取にチャレンジする選択をした。「正直なところ、やってみないと分からない。切れはあるので流れが向いてくれれば。今回はフワッと出して、最後にドカンと行くイメージ」と末脚勝負を示唆。サマースプリント制覇を目指すこの夏。ここから反撃に転じる。