アウォーディーが放牧先で安楽死 8歳、右飛節骨折
16年JBCクラシックなどを制したアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹)が、6日に放牧先の大山ヒルズ(鳥取県)で右飛節を骨折し、安楽死の処置をとられていたことが11日、分かった。既に競走馬登録は抹消されている。
ジャングルポケット産駒の同馬は、母に05年天皇賞・秋覇者ヘヴンリーロマンスを持つ米国生まれの良血。15年9月に砂路線へ矛先を向けると、破竹の6連勝で翌年のJBCクラシックを勝利した。その後もダートG1の常連として活躍し、17、18年と2年連続でドバイワールドCにも挑戦(5、6着)。6月の帝王賞8着がラストランとなった。
通算42戦10勝(うち重賞5勝、地方8戦3勝、海外2戦0勝)。獲得賞金4億9273万6800円(うち地方1億9300万円、海外5763万2800円)。